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アーティスト ☆
原題:The Artist
2011年 フランス・ベルギー 100分

監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ 他

サイレントからトーキーへ移行する映画界を、
サイレント映画として描く意欲作。

『雨に唄えば』も同じ時代が題材で、
悪声の役者がトーキーになって苦労する場面などが出てくる。

チャップリンは「サイレントは世界中の人に伝わる」という持論のもと、
時代が変わってもしばらくサイレント映画を作り続けた。

この映画の主人公は、なぜサイレントに固執したのだろうか。
| - | 20:02 | comments(0) | - |
ドライヴ ☆
原題:Drive
2011年 アメリカ 100分

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン 他

「つかみはオッケー!」でスタートし、
ものすごく期待が高まったのに、
その路線では行ってくれなかった。
| - | 20:01 | comments(2) | - |
若い娘たち (1958) ☆☆
1958年 東宝 78分

監督:岡本喜八
原作:石坂洋次郎 脚本:井手俊郎
出演:雪村いずみ、山田真二、加東大介、沢村貞子、上原謙、ミッキー・カーチス 他

前作より7年後のリメイク作品。
同じシナリオのまま、
味わいもほとんど変わらずに撮られているが、
学園祭のシーンが「ロミオとジュリエット」の上演から、
テニスの試合に変更してあって、グッと来た。

加東大介と沢村貞子が夫婦の役を演じていたが、
この2人はよく考えたら兄妹である。
| - | 20:01 | comments(0) | - |
若い娘たち (1951) ☆☆
1951年 東宝 93分
監督:千葉泰樹
原作:石坂洋次郎 脚本:井手俊郎
出演:池部良、杉葉子、村瀬幸子、伊豆肇、若山セツ子 他


女手一つで5人の娘を育てる村瀬幸子は、
自宅の2階を下宿として貸し出し、
そこに入った学生と娘をどんどん結婚させる。

このやり方を軽蔑している四女の杉葉子は、
新しい下宿人・池辺良に対して、

「結婚相手はちゃんと自分で見つけるつもりなので、
 私のことを好きにならないでいただきたいの」

と宣告する。

劇中に

「若い息子たち」出演:池田良、菅葉子

という映画が出てくるのが笑ってしまった。
| - | 20:01 | comments(0) | - |
生きている画像 ☆☆
1948年 新東宝 95分

監督:千葉泰樹
脚本:八田尚之
出演:大河内傳次郎/笠智衆/花井蘭子/河村黎吉/清川虹子/藤田進/古川緑波 他

画壇の巨匠、大河内傳次郎は人格者。

弟子の一人、笠智衆は40歳を過ぎても芽が出ず、
しかし画家をあきらめきれない愚直な男。

寿司屋の板前、河村黎吉は頑固そのもので、
愛想が悪すぎて客が来ない。

真っ直ぐすぎてうまくいかない人々と、
それを見守る温かい人々の関係にジーンとくる。

笠智衆の妻、花井蘭子が鼻歌を歌いながら家事をするシーンで、
なぜかその鼻歌は本格的な純邦楽的歌唱であった。
| - | 20:00 | comments(0) | - |
霧の音 ☆☆☆
1956年 大映 86分

監督:清水宏
脚本:依田義賢
出演:上原謙、小暮実千代、浦辺粂子 他


昔、心惹かれあっていた男女がバッタリ再会する場面で、
それが単なる偶然だったとしたら、
見てるこっちは「そんな都合よくいかないよ」とゲンナリしてしまう。

しかし、2人にとっての記念日や思い出の場所が振ってあると、
ああなるほどとガテンが行く。

山荘の管理人、浦辺粂子による複線など、
息を呑むような完璧なストーリーだと感じた。
| - | 19:59 | comments(0) | - |
心に花の咲く日まで ☆☆
1955年 大映・文学座 111分

監督:佐分利信
出演:芥川比呂志/淡島千景/丹阿弥谷津子/杉村春子 他

失業中の夫・芥川比呂志と、
内職で家計を支える妻・淡島千景。
ちびたタバコですら1日数本しか吸えないくらい貧しいが、
明るく朗らかに生活している。

近所の友人たちは不倫や妾をしていて、
みんな影があるはずなのに、やはりどこか明るい。

しかし、姉から失業中の夫・芥川のことをチクチク言われたり、
急病でお金が入用になったり、
生活に困った友人が行商として訪ねてきたり、
さすがに明るくしてられない場面にホロッとしてしまう。
| - | 19:59 | comments(0) | - |
人生万歳! ☆☆
原題:Whatever Works
2009年 アメリカ 91分

監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ラリー・デヴィッド/エヴァン・レイチェル・ウッド/パトリシア・クラークソン 他

ニューヨークで暮らす物理学者ラリー・デヴィッドは、
ノーベル賞候補になったこともある優秀な学者だが、
自分以外の人をすべてバカだと思っている偏屈な老人だ。

そこへ、ひょんなことから若い田舎娘
エヴァン・レイチェル・ウッドが転がり込み、
老学者と今風ギャルの奇妙な同棲生活が始まる。

この2人が恋に落ちるまでは想定内だったが、
そこからさらなる闖入者の登場、
まさかのバカバカしい展開がトントントーンと続き、
とんでもないオチにスポッとハマる。
90分間の名人芸であった。
| - | 19:58 | comments(0) | - |
サボテンの花 ☆☆☆
原題:Cactus Flower
1969年 アメリカ映画 103分

監督:ジーン・サックス
脚本:I・A・L・ダイアモンド
出演:ウォルター・マッソー/ゴールディ・ホーン/イングリッド・バーグマン 他

中年の歯科医ウォルター・マッソーは、
若い彼女ゴールディ・ホーンに「自分は既婚者だ」とウソをついている。

ゴールディは罪の意識にさいなまれ、
「奥さんに本当のことを伝えたい」とマッソーに迫る。

さあ困ったマッソーは、
歯科の受付嬢イングリッド・バーグマンに、
「自分の妻のふりをしてほしい」と頼むが…。

ゴールディの部屋のインテリアやファッションが美しく、
レコード店員という設定もたのしい。

大女優、イングリッド・バーグマンが純情なオールドミスを演じる。

ウォルター・マッソーはこの時代の映画を観ると、
モテ男ばかり演じているのだが、顔はケーシー高峰タイプだ。
そこに妙な説得力を感じる。
| - | 19:57 | comments(0) | - |
銀座っ子物語 ☆☆☆
1961年 大映 96分

監督:井上梅次
脚本:笠原良三・井上梅次
出演:川崎敬三、川口浩、本郷功次郎、若尾文子、中村鴈治郎、三益愛子、森川信 他


呉服屋の主人・中村鴈治郎は、
大阪から銀座へ出てきて成功した遊び人。

その息子3人は町内の人気者で、
朝から兄弟仲良くマラソンをするスポーツマン。

そんな3兄弟が若尾文子に恋をして、
朗らかでさわやかな奪い合いを繰り広げる。

歌い、笑いながらの大らかな恋の駆け引きや、
呉服屋という設定ゆえに登場する美しい着物たち。
そして、色鮮やかでモダンな銀座の街並みと夜の盛り場は、
眺めているだけで楽しくなってくる。

「ポチャポチャしとってええなあ」と鼻の下を延ばしながら、
女の手を触る中村鴈治郎の演技に大笑いさせられた。
| - | 18:49 | comments(0) | - |
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